ホストとの出会いは「マッチングアプリ」性風俗店に女性客あっせん容疑 店長など3人逮捕〈宮城〉
仙台市青葉区の繁華街・国分町のホストクラブで、飲食代などを支払わせるため客の女性に性風俗店の仕事を紹介したとして、店長の男など3人が逮捕されました。3人は、マッチングアプリで女性と出会い、ホストクラブに誘い出していたということです。 職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、青葉区国分町にあるホストクラブ、「NOBLE」の店長、草苅亮二容疑者(36)と、従業員の日下野史弥容疑者(27)、田代翼容疑者(25)の3人です。 警察によりますと、3人は去年、飲食代などを支払わせるために、客の20代と30代の女性に、性風俗店の仕事を紹介した疑いが持たれています。 3人は、マッチングアプリを通じて女性と出会い、ホストクラブに誘い出していたということです。 女性2人は、店から2千万円程度の請求を受けていて、「稼げる仕事がある」と女性に性風俗店の仕事を紹介していました。 警察は捜査に支障が出るとして、3人の認否を明らかにしていませんが、店ぐるみで公衆道徳上有害な仕事のあっせんをしていたとみて、実態解明を進めていました。 そして、2月13日、ホストクラブを運営する「アユムグループ」にも家宅捜索。 ホストクラブでの高額代金をめぐるトラブルが全国で相次ぐ中、宮城県内で、ホストクラブの関係者が職業安定法違反容疑で逮捕されるのは、今回が初めてだということです。 警察は店の経営状況や事件の全容解明を急ぐ方針です。
仙台放送 2024.2.13