60代女性 “マッチングアプリで知り合った男”からむ詐欺で1080万円だまし取られる―「マレーシア×日本のハーフで50代 投資で借金返済」LINEだけで3週間やりとりし盲信 北海道北見市
北海道北見市に住む60代の女性が、マッチングアプリを通じて知り合った男に現金合計1080万円をだまし取られました。 警察によりますと、女性がだまされるきっかけとなったのは2月中旬。マレーシアと日本のハーフで、50代を語る男とマッチングアプリで知り合いました。 通信アプリ「LINE」を使ってやりとりする仲に。それ以降、やりとりはすべてLINEで、3週間後に男性から投資話を持ちかけられました。 男は「投資で借金を返済できた」など成功談をさりげなく繰り返し、女性は信じてしまいます。 さらにLINE上には、男の紹介で架空の取引所担当者も登場。女性は指定された複数の口座に10回以上にわたって現金合計1080万円を振り込みました。 3月22日、投資用のアプリに400万円近い利益が表示されたため、女性は引き出そうとします。 しかし、担当者から「出金するには保証金700万円が必要です」と金を無心され、女性は警察に相談。詐欺だと気づきました。 SNSを通じた投資詐欺の被害が相次いでいます。警察は事件を捜査するとともに、ネット上のもうけ話を安易に信じないように注意を呼びかけています。 UHB 北海道文化放送