マッチングアプリで出会った片言の日本語を話す女

北海道帯広市に住む50代の男性がマッチングアプリで知り合った女に投資を持ちかけられ、現金約1200万円をだまし取られる詐欺事件があり警察が捜査をしています。 　男性は2023年8月上旬、マッチングアプリを通じて知り合った女にアメリカのインターネット・オークションサイトを通した自動車関連部品の販売事業への出資を持ちかけられました。 　男性は当初、断っていたものの「儲かります」などと言われ、さらに女に教えられたオークションサイトのURLにアクセスするなどして話を信じこみ、9月上旬から10月上旬の1か月間に満たない間に9回にわたり、指定された複数の金融機関の口座に現金約1200万円を振り込みました。 　12月に入りオークションサイトにアクセスできなくなったことから男性は詐欺を疑い、警察に相談したということです。 　男性によると被疑者の女は札幌市在住の日本人を名乗っていましたが、日本語は片言だったという事です。 　警察は詐欺事件として捜査をしています。 　警察はマッチングアプリなどで知り合った相手から投資などのために多額の現金や暗号資産を要求された場合は詐欺である可能性が高いとして注意を呼びかけています。